ゲイの不動産屋🌈かわうそ君のブログ

不動産屋さんで働くゲイがLGBTのマンション購入についてあれこれ書くブログです。

ゲイ・ビアンが買うべき時期

 こんばんわ。かわうそです。

 

 LGBTが家を買うべきタイミングとはいつでしょうか?

 ノンケなら結婚・出産・小学校入学などタイミングがいくつかあります。でも、LGBTは・・・ライフイベントは同棲くらいでしょうか。

 

 ※あ、今年ビアンカップルの友達が精子提供を受けて子どもを出産しました! 

  今後こういうのが増えると少子化に貢献できるのになぁ。。

  ゲイでも子どもを育てたい人もいるので、より一般的になると良いのにな・・・

 

 

 私がオススメしたいのは、ずばり「早く買う」です。

 

 ただし、前提として今現在ある程度の家賃を払っている方を想定としています。実家暮らしだとか、会社の寮で毎月格安で住めている方等は、ご自身の時期や不動産価格の推移を見極めて良いと思います。

 

 

ーーーなぜ、「早く買う」なのか。

 

1.住宅ローンを早く返し終わるから

 住宅を買う方は通常35年ローンを組みます。早く組めば組むほど早くローンが返し終わります。*ローンを返し終わった後は、マンションの場合管理費・修繕費(・場合によって駐車場代)のみの支払いで済みます。戸建ての場合、防水や設備の更新などご自身で定期的に修繕が必要となります。

 25歳で買っていたら60歳には返し終わりますが、40歳で買うと75歳までローンが続くこととなります。もちろん頭金が貯めれるなどありますが、この15年間の賃料の総額を考えると、私は時は金なりと思います。

*ローンを早く返し終わるメリットと、↓2.で記載の捨て銭の期間が短くなるという2つのメリットがあると考えます。↓4.の通り、超低金利なので繰り上げ返済は推奨しません。

 

 

2.賃貸は大家さんの利益が含まれているから

 賃貸住宅経営は慈善事業ではありません。自分で家を買うのは将来の不動産価格の下落リスクが高いと考える方もいると思いますが、基本的に大家さんはそういったリスクをオンして賃料を設定します。

 35年後のことなんて想像できるものではありませんが、5年~10年程度ならある程度イメージできると思います。購入したい住宅の金額から、現在の賃料×5~10年を引いた金額が、5~10年後に売却しても通用しそうな金額であれば、即買ってしまってください。

 

3.質の良い住宅に住めるから

 同じ立地・築年数で家賃と住宅ローンが同等の場合、分譲住宅の方が広さ・設備・構造共に質が高いケースがほとんどです(上記の通り、賃貸住宅には大家さんの利益が乗っているので)。短い人生、せっかくなら上質な空間で長く過ごした方がQOLが上がるのではないでしょうか。

 

 

4.住宅ローンの金利がとても低いから

 住宅購入を進める色々なサイトに記載があると思いますが、今現在超低金利が続いています。1990年代の住宅ローンは5%などザラでしたが、その後下がり続け、今では35年固定金利で1%強、変動金利だと0.4%程度の商品も出ています。一般のサラリーマンが事業を起こした場合、こんなに高額をこんなに低金利で貸し付けしてくれる銀行などありません。借りた方が得です。

 

・・・とは言え、今の日本は人口減少社会だし、空き家率が増えていると聞くし、やっぱり心配だという方も多いと思います。これらは事実ではありますが、エリアを選びさえすれば、このリスクは低減できます。また今後、資産価値が下がりにくいエリアについて書いていきたいと思います。