ゲイの不動産屋🌈かわうそ君のブログ

不動産屋さんで働くゲイがLGBTのマンション購入についてあれこれ書くブログです。

かわうそ、マンション買う②

こんにちは、かわうそです。

 

前回、マンションを検討し始めてからを記載しました。その後、なんやかんやで某新築タワマンに気持ちが絞られてきました。

 

かわうそは不動産屋さんなので、モデルルームに行っても説明を省かれてしまうことが多いです・・・。せっかくなので、説明を受けたいので、いろいろと聞きながら気持ちを固めていきました。

 

その来場~契約までのことをLGBTQ的に気になったことも含めて書いてみます。

 

<初回来場時>

①自身の情報を聞かれる!!

 普段物を買うときに年齢・住所・家族構成・年収などって店員さんに言いませんよね。でも、不動産を買う時(検討する時も)って、こういったプライベートなところをアンケートで求められます。もちろん、書かなくても商談は進められるのですが、不動産購入は人生に何回もないもの。時に検討される方の背中を押すことも求められるのが不動産営業なので、色々と聞かれることがあることは知っておいた方が良いかもしれません。かわうそは冷やかしで新車ディーラーに行った際、ケタは一つ違いますが高額商品にも関わらず、そこでのアンケートが薄っぺらいことに驚愕しました。

 

②購入動機を聞かれる!!

 新築マンションの場合、来場者からの契約率(歩留まりと言います)は、10~20%程度です。10人きたら1~2人に買って頂く確率になります。よって、来場されたお客様がどの程度「本気なのか?」を営業マンは見極めようとします。その際、購入動機が何なのかによって、すぐ買う人なのか、長期の検討客なのか、冷やかしなのかを考えます。一番多い購入動機は、今でもやはり「結婚」や「子ども関係(出産・入学)」。何かリミットが発生すると、人は決断し易いのだと思います。独身の場合は、「資産形成」、「家賃がもったいない」あたりが購入動機として多くなります。

 

③色々教えてくれる!!

 ↑の2つで色々と聞かれますが、逆に物件の情報や最新の不動産情報を色々と教えてくれます!色々と聞いてしまって下さい!特に、自分が一体住宅ローンをいくら組めるかは、銀行のローン審査をしないと分かりません。是非、一度住宅ローンの審査を行ってみて下さい。人によっては過去のカードの延滞でブラックリスト入りしており、ローンが組めない!という方もおられます・・・。この場合、信用情報がリセットされるまで5年近くかかるのです。

 

<2回目以降~>

①部屋を固める!

 モデルルームに行く最終的な目的は部屋を購入するためですので、何回かの来場を経て、購入したい部屋を絞ります。部屋の価格自体に加えて、管理費・修繕費など月々のランニングコストも確認しましょう。現在は各部屋の眺望がイメージできるシミュレーションを用意しているケースが多いですので、そういったものも確認しながら、部屋をためていきましょう。

 

②資金計画を固める!

 多くの人が住宅ローンを利用されると思います。この住宅ローン、とても優れものなので活用しない訳にはいきません!だって、ビジネスパーソンがこんな低金利で長期間お金を借りられる仕組みって他にはないのです!!!変動・固定をどうするか、銀行はどこにするか、何年返済にするか、資金計画を固めましょう。なお、実際にローンの契約を組むのは引き渡しを受ける手前の時期になります(「金消」と言います)。完成前物件を購入される場合、実際にローンを決定するのは先になりますし、適用される住宅ン金利は金消のタイミングで決定しますので、このことを頭に入れておきましょう。

※このため、今金利が低くても、実際に金消を締結する際に金利が上がっていたら、その時の金利が適用されます。晴海フラッグなど、引き渡しが先に物件を購入される方は、契約~引き渡しまでの間の金利リスクを契約者が負っていることになります。

 

続きます!!